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企業ロゴデザインを依頼する前の準備は?依頼から納品までの流れ
企業ロゴデザインの依頼前に必要な準備は?依頼から提案・納品までの流れも解説
会社やブランドのロゴは、企業活動の象徴であり、信頼の証でもあります。名刺やホームページ、看板、商品パッケージなど、ありとあらゆる場面で目にするロゴは、私たちの記憶に強く残り、無意識のうちに信頼を醸成していきます。
例えば、有名ブランドのロゴを見かけると、無意識のうちに「あの商品は質が良い」と思ってしまうことがあります。これは、繰り返しロゴを目にすることで、潜在意識に信頼の印象が蓄積されているためです。
つまり、企業ロゴは単なる飾りではなく、企業の顔であり、事業にとって極めて重要な位置付けにあるのです。
では、そのような企業ロゴを制作するにはどのような流れがあるのでしょうか。
こちらでは、企業ロゴデザインを依頼する前の準備、ロゴデザインの依頼から納品までの流れについて解説します。
企業ロゴデザインを依頼する前の準備

企業ロゴを新たに制作する際は、事前に以下の2点を整理しましょう。
ロゴデザインに求める要件を整理する
企業のロゴデザインには、ブランドイメージや企業理念を表現することが求められます。そのため、ロゴデザインを依頼する前に、下記の点を整理することが重要です。
ロゴの使用シーン
名刺、ウェブサイト、看板など、どのような用途でロゴを使用するかを明確にする。
表現したいイメージ
企業のコンセプトや特徴を表す「こんなイメージのロゴがいい」といった具体的なイメージを決める。
使用する文字
社名の文字だけでなく、キャッチコピーなども含めるか検討する。
ロゴの構成
文字だけ、マーク(シンボル)だけ、文字とマーク両方があるのかなどを決める。
このように、ロゴデザインに求める要件を事前に詳細に整理しておくことで、スムーズにデザイナーと打ち合わせができ、満足のいくロゴが仕上がります。
予算と期間を決める
ロゴ制作にかけられる予算と期間を事前に決めておきます。ロゴデザインの予算を決める際は、制作費の内訳を理解しておくと良いでしょう。ロゴデザインの制作には、以下のような費用がかかります。
- 作業料(デザイナーの実績や作業工数により変動)
- 付加価値料(制作物の使用目的や量により変動)
- 提案数に応じた費用
- 修正回数に応じた費用
- 経費(交通費、材料費など)
- CI・VI・BIマニュアル作成費
- 著作権譲渡費
また、ロゴ制作は一般的に以下の3つのステップで進行します。
- 1.打ち合わせ・要件確認
- 2.デザイン作成・提案・修正
- 3.デザインの確定・納品
それぞれのステップにかかる期間をヒアリングし、社内の審査期間なども勘案して、適切な制作期間を設定しましょう。
ロゴデザインの依頼先を選ぶ
デザイン会社に依頼する
デザイン会社には経験豊富なプロのデザイナーが在籍しているため、クオリティの高いロゴデザインが期待できます。
想いや表現したいイメージを伝えれば、うまく汲み取って理想のロゴを表現してくれるでしょう。また、デザインのトレンドを把握しているので、企業のコンセプトやブランドイメージを踏まえたうえで、トレンドを取り入れたデザイン提案が期待できます。
ただし、個人事業主よりも費用が高くなる傾向にあります。予算と相談のうえ、自社に合ったデザイン会社を選ぶとよいでしょう。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングは、ロゴデザインをネット上で募集し、複数のデザイナーの提案から選ぶ方法です。クラウドソーシングサイトでコンペ方式を活用すると、複数のデザイナーからラフ案が集まり、その中から気に入ったものを選べます。
メリット
- 低予算で高品質なデザインが得られる可能性がある
- 複数案から選べるため、自分好みのデザインが見つけやすい
留意点
- デザイナーの実力にばらつきがある
- コンペ形式で制作費が安すぎる場合、品質が課題となる可能性
クラウドソーシングを利用する際は、デザイナーの実績や評価を確認し、明確な要件を提示する必要があります。
フリーランスデザイナーに直接依頼する
フリーランスデザイナーに直接依頼する場合のメリットは、比較的低コストで高クオリティのロゴが制作できる点です。依頼先が中間マージンを取らないため費用を抑えることができ、担当デザイナーと直接やり取りができるため、希望のデザインに近づけやすくなります。
一方で、デザイナーの選定や見積もり交渉、制作工程の管理など、すべてを自社で行う必要があります。作品のクオリティを保証できない懸念もあり、事前に実績を確認し、信頼できるデザイナーを選ぶ必要があります。
ロゴデザインの依頼から納品までの流れ

ロゴデザインの制作プロセスは主に3つのステップに分かれます。
1.打ち合わせと要件確認
ロゴ制作の最初のステップでは、クライアント企業とデザイナー間でヒアリングを行い、以下の要件を確認します。
会社概要
業種・業態・企業理念やコンセプト・既存のブランドイメージ
ロゴの使用用途
名刺・封筒・Web・看板など
制作に関する要望
ターゲット層のイメージ・デザインのイメージやモチーフ・参考デザイン
これらの要件をヒアリングし、デザイナーとクライアントの双方で認識を合わせることが重要です。ヒアリングを十分に行えば、クライアントの希望に沿ったロゴを制作しやすくなります。
2.デザイン提案と修正
提案されたロゴデザイン案を、依頼主とデザイナーの間で修正を重ねていきます。修正回数は「2回まで」から「無制限」まで様々です。
修正回数が多いほど依頼主にはメリットがありますが、制作会社によっては無制限での対応は難しい場合があります。そのため事前に、何回まで修正に対応してくれるかを確認しておくことをおすすめします。
3.最終デザインの確定・納品
デザイナーによる複数の提案と修正を経て、最終的にロゴデザインが確定します。確定前に、下記の項目を再度確認しましょう。
- ロゴデザインの要件を満たしているか
- 企業のイメージ・コンセプトに沿っているか
- 使用用途(名刺、ホームページなど)で違和感がないか
全ての項目をクリアしたうえで、デザイナーと合意し最終デザインを決定します。
ロゴデザインが完成し、納得のいく仕上がりとなったら、デザイナーからデータの納品を受けます。事前に指定した条件通りのサイズ、ファイル形式になっているか、また使用上の問題がないかを入念に確認しましょう。
効果的な企業ロゴデザイン依頼のコツ
企業ロゴデザインの依頼を成功させるには、以下のポイントを押さえることが重要です。
明確な要件の提示
企業ロゴデザインを依頼する際は、デザイナーに伝えるべき要件を整理しましょう。
- ターゲット層
- 企業理念やブランドイメージ
- 企業ロゴの使用シーン(名刺、看板、ウェブサイトなど)
- 好みの色やフォント
- 避けたい要素
参考事例の提示
良いと感じる企業ロゴデザインの実例を3~5個程度集めて提示します。その際、なぜそのデザインが良いと感じたのかも併せて伝えると効果的です。
フィードバックの工夫
企業ロゴのデザイン案に対するフィードバックは具体的に行いましょう。「〇〇の部分をもう少し柔らかい印象に」「××の要素をより強調して」など、できるだけ明確に伝えることが大切です。
修正回数の事前確認
デザイン修正の回数制限を事前に確認し、効率的なフィードバックを心がけましょう。
著作権の確認
完成した企業ロゴの著作権の帰属先を必ず確認します。契約内容をしっかり確認しましょう。
これらのポイントを押さえることで、満足度の高い企業ロゴデザインを依頼することができます。依頼時はデザイナーとの円滑なコミュニケーションを心がけ、自社の魅力を最大限に引き出す企業ロゴデザインを実現しましょう。
企業ロゴデザインの提案を修正を依頼したい…ポイントは?
修正依頼の方法は、プロジェクトの状況や関係性によって選択しましょう。具体的な依頼/抽象的な依頼、どちらの方法でも最終的にはデザイナーとのコミュニケーションを通じて、最適なロゴデザインを作り上げていくことが重要です。具体的な依頼の場合、素早い修正が可能で、イメージのズレを防げます。抽象的な依頼の場合、デザイナーの専門性を活かせて、新たなアイデアが生まれる可能性があります。
ロゴバンクでは、ご入金・決済の確認が取れ次第、デザインの修正とブラッシュアップを始めます。修正は3回まで無料で対応させていただいており、4回目は別途料金をいただきます。
企業ロゴデザインの依頼先の選び方
数ある企業ロゴデザインの依頼先から、自社に最適なパートナーを選ぶことは、プロジェクトの成功に大きく関わります。依頼先を選ぶ際には、以下のポイントを重点的に確認しましょう。
企業ロゴデザインの実績
依頼先のポートフォリオやWebサイトで、過去の企業ロゴデザインの実績を必ず確認しましょう。デザインのクオリティだけでなく、手がけたロゴが実際にどのように活用されているか、クライアントのビジネスにどのような効果をもたらしたかなど、具体的な事例を参考に判断することが重要です。
企業ロゴデザインへの理解と対応力
企業ロゴは、企業のブランドイメージを体現する重要な要素です。依頼先が企業ロゴの持つ意味や役割を理解し、クライアントのニーズに寄り添った提案をしてくれるかどうかも重要なポイントです。ヒアリングの丁寧さ、柔軟な対応力、そして企業ロゴデザインに関する専門知識や経験などを確認しましょう。
費用と納期、契約内容
企業ロゴデザインの制作費用、納期、そして契約内容も事前に確認しておきましょう。見積もりの内訳が明確であるか、希望納期に対応可能か、著作権の帰属や修正回数、キャンセルポリシーなどが明確に定められているかなどを確認し、納得したうえで契約を締結することが大切です。
これらのポイントを踏まえ、自社のニーズに最適な企業ロゴデザインの依頼先を選び、ブランドイメージを効果的に伝えるロゴ制作を実現しましょう。
企業ロゴデザイン依頼後の活用戦略と効果測定
ロゴデザインが完成したら、社内外への展開を通してブランドイメージの構築・強化を図ります。効果測定を行いながら、さらなる活用方法を検討することで、ロゴの価値を最大化していくことが重要です。
ウェブサイトやSNSへの掲載は、企業ロゴの露出を増やし、ブランド認知度向上に貢献します。商品パッケージや看板は顧客との接点で重要な役割を果たし、購買意欲を高めます。広告展開ではターゲット層への訴求効果を高め、新規顧客獲得に繋げます。
効果測定では、ウェブサイトへのアクセス数やSNSのフォロワー数、売上データなどを分析し、企業ロゴデザイン導入前後の変化を比較することで、その効果を検証します。これらのデータにもとづき、さらなる活用方法を検討し、改善していくことで、企業ロゴの価値を最大限に引き出すことができます。
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